かなたの本棚

アマチュア作家のひとりごと。

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ETV特集“新しい文化「フィギア」の出現〜プラモデルから美少女まで〜”

美少女フィギアとは何か?
「100年後の国宝?」「宗教のイコン?」
まあ、色々な意見があると思う。

少なくとも、今現在のフィギアの購入者にとっては「アイドル」なのだと言えるだろう。
生身の人間ではない人形をアイドル化するのは不健全という者もいるかも知れない。
しかし、アイドルとはもともと「偶像(イコン)」の意味である。
芸能界のアイドルとは、生身の人間を人形として扱うことに他ならない。
どちらかと言えば、そちらの方が不健全だ。

番組に登場するフィギア造形師は「3ヶ月でフィギアの人気が入れ替わる」と言う。
本当ならば、そのサイクルは芸能界よりも早いような気がする。
アニメの放映期間が大体3ヶ月単位ということなのだろうか?
もう少し購入者の側の分析もして欲しかった。

これからフィギア文化がどのようになるのか?
百年後のことは分からない。
もしかしたら、かけそば一杯の代金で買えた浮世絵が、ゴッホの度肝を抜いたように、
世界で再評価を受けるかも知れない。
村上隆はそれを先取りして、オタク文化の上前をはねるのに成功したのかも知れない。

一つ言えるのは、浮世絵も、美少女フィギアも平和産業であるということだ。
国際社会では戦争との関わりを避けることで批判されることもあるが、
戦争を避けて何が悪い、という気がしないでもない。

ただ、美少女フィギアが本当に自慢できる代物なのかどうかは、歴史の審判に委ねるしかないのかな。
  1. 2008/12/01(月) 22:34:54|
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